ひざ痛について (立ち上がる時に痛む場合)

さえさえ 佐伯祐子

2015年07月23日 10:30

こんにちは! saesae 佐伯です。

私の使命は、腰痛や膝痛でお困りの方がその痛みや違和感から解放され、毎日を快適に笑顔で送っていただく事です☆

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さて、前回に引き続き、動きのパターン別でどのような時にひざが痛んで、その原因となる筋肉がどこなのかを更にお伝えしていきたいと思います。
今日は、「立ち上がる時に痛む場合」です!

これは、椅子に座っていて立ち上がる時に痛む場合で、階段を降りる時に痛む場合もこれにあたります。

これらの状態を、膝の伸展制限の状態と言います。


伸展制限の原因となる主な筋肉はこちら。

①ハムストリング・②腓腹筋・
③内転筋
(薄筋もね)
(ハムストリングとは、大腿ニ頭筋、半腱様筋、半膜様筋の総称です。)
①ハムストリングは、坐骨部分から始まり膝を超え脛骨・腓骨まで延びている筋肉です。
②腓腹筋は、大腿骨から始まり膝(の裏側)を超えて踵の骨まで延びている筋肉です。
③内転筋は、筋肉群でそれぞれ坐骨部分から始まり大腿骨の各箇所まで延びていて、薄筋は膝(の内側)を超えて脛骨にまで延びている筋肉です。

これらの筋肉は、膝の屈曲(膝を曲げる)に重要な働きをします。

でも、これらが拘縮(ロックして)しまうとその力も弱くなりしなやかさを失います。
この結果、膝の伸展(脚を伸ばす動き)が制限されてしまうという状態に繋がります。
少々、分かり辛いかな...(不安)


この状態をイメージすると。。。

筋肉をバネに例えます。その働きによる力を赤い矢印とします。




しっかり屈曲させる力が働くとこんな感じにバネは縮み(屈曲し)ます。











その力としなやかさのままであれば、例えその上に負荷があったとしても伸ばす時はこのようにしっかりと伸びます。
勿論、違和感も感じません。















ですが、屈曲させる為の筋肉がロックすると、筋肉は硬くなりその力も弱くなってしまいます。
















そうなっている状態で伸ばそうとすると...
硬く縮こまっている上に力も弱いので伸び辛くなってしまいます。






...こんな状態です。

筋肉は拘縮すると太く短く、そして弱くなります。
これらの筋肉が短くなって余裕を無くし、力が弱くなっている時に、体重という負荷を抱えたまま膝を伸ばそうとすると、筋肉は過剰な負荷を感じ、体重を支え辛い為に膝周りの筋肉が痛みを発するのです。

この為、椅子に座った状態で立ち上がろうとした時や、階段から降りる時に膝に痛みを感じるのです。

度々のお伝えになりますが、「膝が痛い」のは、膝そのものに原因があるより上記のような膝を取り巻く筋肉(膝の動きに関わる筋肉)に原因がある事がほとんどです。



あと、こちらの筋肉も。

④大腿筋膜張筋です。
④大腿筋膜張筋は、腸骨稜(骨盤の上部で横の部分)から始まり、大腿の1/3程の箇所で終わりますが、そこから⑤腸脛靭帯として脛骨の外側にまで延びています。
この筋肉(靭帯)は、主に股関節の動きに貢献していますが、膝関節の固定にも大きな役割を果たしています。

このように、上記①~⑤辺りの筋肉が拘縮(ロック)することで伸展制限が生じ、椅子に座っていて立ち上がる時「ズキッ!」と膝が痛んだり、階段を降りる度に「ズキッ、ズキッ!」と痛くなるのでしたら、、、、

緩めてしまいましょう!


saesaeのミオンパシー整体なら、それが可能です。


あなたはベッドの上に寝て、私に体を預けてくだされば結構です。
私があなたのひざ痛の原因になっている上記のような筋肉の拘縮(ロック)部分を探し、そして緩めていきます。

椅子に座っていて立ち上がる動作も、階段を降りる動作も、よくある日常の動作です。
だからこそ、痛みや不安を感じずにスイスイ動けたら、いろいろはかどりますよね!


あなたも、もしこのような症状でお困りでしたら、、、
saesaeのミオンパシー整体を一度受けていられませんか?
きっと、いつも強張った感じがして、痛みが出ると思っていた動作が「あれ?動かすのが楽!痛くない...」ってなると思いますよ☆


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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!










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